台風19号にみる空き家のリスク
自然災害の空き家のリスク
先日の台風19号では甚大な被害が出た地域も少なくありません。
やはり一番の被害は川・海の氾濫や大雨による浸水被害が多くみられます。
入居中・在宅中の住宅であれば被害が出た時に対処することが可能でしょう。
しかし、空き家の場合はそうはいきません。
所有者の方が遠方にいることが多く、すぐに対処が出来ない、状況の把握が出来ないといったケースは多くあります。
空き家の場合、どのようなケースが起こり得るか
空き家の場合どのようなことが起こるでしょうか。
想定できるケースをみて行きましょう。
➀突風により屋根・外壁が飛ぶ
②浸水被害が起きる
③火災・隣接住戸からの延焼被害
④突風・飛来物によるガラス・外壁の破損
⑤外部からの水の侵入による漏水被害
⑥倒木などによる住宅被害
この例でも一部に過ぎない事象です。
➀~④は目に見える被害の為、周囲・近隣の方が気づいてくれることもあります。
⑤に関しては、意外と気づきにくく室内でしか確認できないことも多く、住宅を傷める原因となります。
住宅が傷むとそれだけで住宅の価値を下げてしまいます。
また、漏水・浸水の被害は漏電に繋がることもあるので二次被害に備えなければなりません。
所有している住宅の倒壊以外に近隣への被害を出してしまった場合、賠償責任の問題になることもありますので十分注意しましょう。
空き家はどうするべきか?
それでは空き家はどのようにしておくと対策になるのでしょうか?
まず空室の状況ではリスクが高まるので賃貸で貸し出すことも対策の一つです。
賃貸として管理することが難しい場合には売却を検討することをおすすめいたします。
また、遠方にお住まい、手続きが面倒という方は買取をしてもらうことも検討してみましょう。
【田園都市線・横浜市・川崎市の空き家ご相談ください】
記事監修者 アイワハウス株式会社 石田 悠樹
センチュリー21アイワハウスに就職後、売買仲介(売却・購入)、賃貸仲介(客付・元付)、賃貸管理、不動産買取、企画、コンサルティング、不動産サイト運営・作成など幅広い不動産業務を行う。現センチュリー21アイワハウス店長
公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会横浜北支部 平成24年25年26年27年度 総務委員会在籍
公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会 平成25年度~現在 青年部会在籍 平成28年度、29年度 青年部会長
センチュリー21神奈川地連 田都・東横地区代表幹事 平成31年度 会計幹事 平成26年度